鉄コン筋クリート
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2007/06/27
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いろいろ感想はありますが、とりあえず蒼井優ってやっりすごいて思った。自分なりに役を解釈して演じてるというよりそこに嵌る感じ。二ノ宮もあってたと思うけど、二ノ宮は二ノ宮。でも演じながら役になっていく過程は二ノ宮のほうが見て取れてフレッシュだったかな。
あとこの映画の好きなところはなんといっても色彩。特に街の。ごちゃごちゃなんだけど、全体的にくすんでて、良い感じに埃っぽい。千と千尋〜に似た感じ。
内容に関しては、原作読んでないから何とも言えないけども、全体的な筋も、個々の行動もストレートで分かりやすかったかなと。ちょっと物足りない。松本大洋てもっと乾いてる感じのイメージがあるんだけど、今回のは青い春、ピンポンに比べて感情的な感を受けたな。こどもが主役だから?
個人的にちょっと萎えたのはクロとイタチの精神世界(?)みたいなシーン。もうちっとクロ自身の葛藤というか闇の力とシロとの間で揺れる感じを描いて欲しかったし、その2つがそう簡単には割り切れないってとことかを描いてほしかったな〜。
好きなシーンは木村と鈴木のシーンだな。もともと青い春からの関係が好きだし、最後に二人で会うところで、鈴木は最初からわかってたんだろうな、っていうのが演技からも伝わってきて切ない。田中泯良いなー。
かもめ食堂
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/09/27
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借りて見ようと思ってるうちにテレビでやってくれた。
0時くらいに飲み会から帰ってきたので、仮眠をとってから観た。気分ほろ酔いなのでとてもいい気分で
観る。サウナからでて扇風機に当たるような。
登場人物同士のなんとも言えない距離感が良い。対等でありながら中心はやっぱりサチエさんなんだよなー。サチエさん素敵。ミドリさんかわいい。マサコさんかっこいい。でも実際にこんな人たちと知り合う機会があっても誰とも親しくなれないとも思う。(いろんな意味で)この3人だからうまくいくのよね、きっと。(でも誰が来ても受け入れてくれそうでもある)
あとこの映画の好きなところ。
は、生活の音がするところ。音楽で消されてないの。(もとろん作中の音楽はピッタリあってて良かった)かもめ食堂に彼らの生活(の一部)が息づいてるのを感じられる。それってヘルシンキにかもめ食堂が息づいてるってことかなとか思う。うーん素敵。
個人的にはトンミ+ミドリさんのカットと、サチエさんがプールで泳ぐシーン(特に最後)がツボ。
L'Arc~en~Ciel/15th L'Anniversary LIVE
- アーティスト: L’Arc~en~Ciel
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
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勢いに乗って買っちまった。後悔はしてない。反省もしてない。
観ながらずっと思ったこと。「やっぱ行きたかった〜」。演出とか曲順がすごく胸をくすぐる。音も良い。
あとカメラワークもすごくいいと思う。white fethersの銀の紙ふぶき(?)の中をカメラが進んでくシーンとか。あれは
映像ならではよね。
演奏そのものについて。
も、勿論良かった。ハイドの唄は凄く安定してるし、ユッキのドラムは相変わらず隙がない。テツのベースも、ケンちゃんのギターもかっこよい。このバランスがラルクなんだなーってすごく思った。
個人的においしかったのはハイドに泣かされかけたケンちゃんの顔。愛おしいばかりのオッサン。
エヴァンゲリヲン新劇場版:序
結局見ちゃったな。なんかシンジに中てられて帰ってきた。進化したところと割とそのままのところのバランスがいい塩梅で安心。その辺は庵野クオリティー?あくまで2Dでやってくれて良かった。あ、もちろんデジタル技術かっこえーって思うシーンもあるでしたよ。エヴァの質感はそのままでディティールでより美しくなったって感じ。前に見たのを忘れてるだけかもしれないけど、より人間くさい感じになった気がする。ヤシマ作戦のシーンだから?監督のなかの"2015年っぽさ"の設定がもうちょい現実的に修正されたのかとか思ったり。
シンジの弱音の台詞がすごく生々しくきこえた。ミサトさんの裏表のギャップにももゆる。
以下ちょっちネタバレなので反転
シンジが初めて初号機に会うところで初号機がシンジを守るシーンが泣くなってたのは悲しかったな。あそこ好きなのに。でも反面、零号機の試運転のシーンは良かったな。停止のポーズが変わってたけど、それは今回の方が好き。あとミサトとリツコがリフトに乗って地下に行くシーンもアドリブっぽくて和む。
オノ・ナツメ/さらい屋五葉
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/07/28
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古本屋で出会った。この人の漫画の中では比較的わかりやすいというかストレートに面白いと思う。キャラが特徴的だし、役割がはっきりしてるからかな。日本の湿度を感じる。乾きすぎてないというか。イタリアシリーズとは違った魅力が。
boredoms/super are
- アーティスト: BOREDOMS,EY∃
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1998/05/25
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RSRで半分は怖いもの見たさで見たらちょっとヤミツキに。ひたすらループなリズムと常にクライマックスのようなテンションに圧倒されつつ、気持ちよくなる。朝から聴くもよし、夜道に聴くもよし。思ったよりどんなシーンにもマッチすんね。ツタヤ君、もっとそろえてくれないかなあ。
空中庭園
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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この人の映画ってすごくいろんな物事のバランスをとることに重点を置いている気がする。青い春はいくつかの種類の暴力のバランスって感じでミニマルな中での話で、今回のは家族っていうさらにミニマルなテーマなのにバランスのとり方はものっそい極端。映像でも音楽でも。話の内容は原作読んでないから、どこからが彼の演出なのかわからないけど。途中で気持ち悪くなって見るのやめそうになったけど最期まで見てよかった。ちゃんと救われたもん。ソニンの「洗濯物〜」の台詞とエンディングのUAに。